こんにちは、IverAviです。
今回は、bitbankと他の主要な国内仮想通貨取引所を徹底的かつ具体的に比較した解説をお届けします。
比較ポイントとして、手数料、取扱銘柄数、取引ツールの使いやすさ、セキュリティ、流動性、サービスの特徴などを中心に詳しく説明します。
今後の投資の参考にしていただければと思います。
手数料の比較
仮想通貨取引所を選ぶ際、手数料は重要な要素です。
以下にbitbankと他取引所の手数料を具体的に比較します。
- bitbank
- 取引手数料: 取引所形式ではMaker(指値注文)で-0.02%、Taker(成行注文)で0.12%。Maker手数料がマイナスなので、指値注文を出すと逆に報酬がもらえる。
- 入金手数料: 銀行振込は無料(振込手数料はユーザー負担)。
- 出金手数料: 日本円出金は550円(3万円以上は770円)。仮想通貨送金手数料は銘柄による(例: BTCは0.0006 BTC)。
- スプレッド: 取引所形式ではスプレッドが非常に狭く、0.01%〜0.06%程度で安定。
- 特徴: 取引所形式の手数料が安く、スプレッドも狭いため、頻繁に取引するトレーダーに向いている。
- GMOコイン
- 取引手数料: 取引所形式ではMakerで-0.01%、Takerで0.05%。bitbankよりやや安い。
- 入金手数料: 銀行振込は無料(振込手数料はユーザー負担)、即時入金も無料。
- 出金手数料: 日本円出金は無料。仮想通貨送金手数料も無料(全銘柄)。
- スプレッド: 取引所形式では0.01%〜0.05%とbitbankとほぼ同等。
- 特徴: 出金・送金手数料が無料な点が圧倒的な強み。特にウォレットへの送金を頻繁に行うユーザーに最適。
- Coincheck
- 取引手数料: 取引所形式は無料(一部銘柄のみ対応)。販売所形式がメインでスプレッドが広い。
- 入金手数料: 銀行振込は無料(振込手数料はユーザー負担)、コンビニ入金は770円〜。
- 出金手数料: 日本円出金は407円。仮想通貨送金手数料は銘柄による(例: BTCは0.0005 BTC)。
- スプレッド: 取引コストが高い。
- 特徴: 初心者向けだが、手数料面では割高。取引所形式の銘柄が少ない。
- bitFlyer
- 取引手数料: 取引所形式では0.01%〜0.15%(取引量による)。販売所形式がメイン。
- 入金手数料: 銀行振込は無料(振込手数料はユーザー負担)、クイック入金は330円。
- 出金手数料: 日本円出金は220円〜770円(金額による)。仮想通貨送金手数料は銘柄による(例: BTCは0.0004 BTC)。
- スプレッド: 取引所形式は0.01%〜0.05%と狭い。
- 特徴: 取引所形式の手数料が安いが、販売所メインのユーザーはコスト高。
- SBI VCトレード
- 取引手数料: 取引所形式ではMakerで-0.01%、Takerで0.05%。販売所形式は無料だがスプレッドあり。
- 入金手数料: 無料。
- 出金手数料: 日本円出金は無料。仮想通貨送金手数料は無料。
- スプレッド: 取引所形式は0.01%〜0.05%。
- 特徴: 入出金・送金手数料が無料で、総合的なコストが低い。
結論;
手数料面では、GMOコインとSBI VCトレードが送金・出金無料で優位。
bitbankは取引所形式の手数料が安く、スプレッドも狭いため、現物取引メインのトレーダーに有利です。

取扱銘柄数の比較
取引できる仮想通貨の種類も重要なポイントです。
- bitbank;
- 40種類以上(BTC、ETH、XRP、MONA、POLなど)。
- アルトコインの取扱数が国内トップクラス。
- GMOコイン;
- 26種類(BTC、ETH、XRP、SOLなど)。
- 主要銘柄中心。
- Coincheck;
- 29種類(BTC、ETH、XRP、SANDなど)。
- NFT関連銘柄が豊富。
- bitFlyer;
- 22種類(BTC、ETH、XRP、SHIBなど)。
- やや少ない。
- SBI VCトレード;
- 39種類(BTC、ETH、XRP、AVAXなど)。
- bitbankに次ぐ豊富さ。
結論:;
bitbankは取扱銘柄数が最も多く、マイナーなアルトコインを取引したいユーザーに最適。
SBI VCトレードとも近いですが、bitbankの方が若干上回ります。
取引ツールの使いやすさ
取引ツールの機能性やインターフェース(UI;ユーザーとサービスとの接点)はトレード効率に直結します。
- bitbank;
- TradingViewを採用した高機能チャートをPC・スマホアプリで提供。
- 15種類以上のチャートタイプ、70以上のインジケーターが無料で使える。
- 注文方法も成行・指値・逆指値など豊富。


- GMOコイン;
- 独自ツールでチャート分析が可能だが、TradingViewほどではない。
- スマホアプリは直感的で使いやすい。

- Coincheck;
- シンプルなUIで初心者向け。
- チャート機能は基本的なものに限られる。

- bitFlyer;
- Lightningツールは上級者向けで高機能だが、初心者にはやや複雑。

- SBI VCトレード;
- シンプルで使いやすいが、分析機能はbitbankに劣る。

結論;
bitbankのTradingView採用は圧倒的で、初心者から上級者まで対応可能。
分析重視ならbitbank一択です。
セキュリティ
資産の安全性は取引所選びで最重要です。
- bitbank;
- 創業以来ハッキングゼロ。
- コールドウォレット、マルチシグ、二段階認証を採用。
- ISO27001認証取得(国際標準化機構(ISO)が定める情報セキュリティマネジメントシステムに関する国際規格)。
- GMOコイン;
- ハッキング被害なし。
- コールドウォレット、マルチシグ対応。
- Coincheck;
- 2018年にハッキング被害あり(NEM(仮想通貨)流出)。
- 現在はセキュリティ強化済み。
- bitFlyer;
- ハッキング被害なし。
- 高いセキュリティ意識で知られる。
- SBI VCトレード;
- SBIグループのノウハウを活かし、ハッキング被害なし。
結論;
bitbankはセキュリティ評価で国内トップクラス。
他社も高いが、過去の被害歴があるCoincheckはやや信頼性で劣る。
流動性
取引量が多いほど、スプレッドが狭く約定しやすいです。
- bitbank;
- アルトコイン取引量国内No.1(2023年1月〜2024年10月)。
- 特にXRPで世界一の実績。
- GMOコイン;
- 高い流動性を持つが、bitbankにやや劣る。
- Coincheck;
- 取引所形式は限定的。
- bitFlyer;
- BTC取引量は国内トップクラスだが、アルトコインはbitbankに劣る。
- SBI VCトレード;
- 流動性は高いが、bitbankほどではない。
結論;
bitbankはアルトコインの流動性で圧倒的。
BTCメインならbitFlyerも選択肢。
サービスの特徴
各取引所の独自サービスも比較ポイントです。
- bitbank;
- レンディング(年利最大5%)、信用取引(2024年11月開始)、毎日チャレンジキャンペーン(取引で1,000円当たる抽選)。
- GMOコイン;
- 積立投資、FX取引、送金手数料無料。
- Coincheck;
- 積立投資、NFTマーケット、Coincheckでんき/ガス。
- bitFlyer;
- 積立投資、Lightning FX、クレジットカード連携。
- SBI VCトレード;
- ステーキング、レバレッジ取引。
結論;
bitbankはレンディングや信用取引が魅力。
Coincheckは生活サービスとの連携がユニークです。
総合評価
- bitbank;
- 手数料の安さ、銘柄数の豊富さ、取引ツールの優秀さ、流動性の高さがバランス良く揃う。
- アルトコイン取引やテクニカル分析を重視するトレーダーに最適。
- GMOコイン;
- 送金・出金無料でコストを抑えたいユーザーに強い。
- ツールはbitbankに劣るが、総合力は高い。
- Coincheck;
- 初心者向けのシンプルさが強みだが、手数料とスプレッドの高さがネック。
- bitFlyer;
- BTC取引やFXに特化。セキュリティと信頼性が高い。
- SBI VCトレード;
- 手数料無料が多く、ステーキングなど多機能。
最終結論;
bitbankは総合力で国内トップクラスです。
特に現物取引やアルトコイン投資を重視するなら最有力でしょう。
ただし、送金コストを最小限にしたい場合はGMOコインが優位です。
目的に応じての使い分けが大切でしょう。
bitbankの始め方や売買方法を具体的に解説した記事も投稿していますのでご参考ください。
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