【Web3】DeFi(分散型金融)で金融革命‼️

Web3

こんにちは、IverAviと申します。

読者みなさま、当ブログへお越しいただき誠にありがとうございます。

ここでは仮想通貨初心者の私が、クリプトについて学んだことをテーマにアウトプットしていくブログとなっております。

トランプ大統領が政権に就いて以降、仮想通貨市場が盛況ムードになってきました。

昨年の大統領選以前は仮想通貨に見向きもしなかった自分は、速攻で考えを改め、今やいろいろと知識を詰め込んでいる最中です。

ここでは、DeFi(分散型金融)について解説したいと思います。

できるだけわかりやすくしていますので、どうぞよろしくお付き合いください。🙇

DeFi??はにゃ?

私たちは当たり前のように近所の銀行口座からお金を下ろして、それを自分のお財布に入れては買い物なり旅行なりに使っていました。

そのうちテクノロジーの発展とともに、専用のアプリを使った電子マネーで支払いを済ましていくようになったと思われます。

しかし、それもこれもすべて中央銀行が発行した通貨に基づいて、私たちの生活は回ってきました。

これは「中央集権型の金融システムに基づいた資本主義社会」を意味しています。

現代の私たちが住む資本主義社会において、もはやこの中央銀行制度の恩恵を受けられる層は限定され、貧困がますます加速していっているのが現状です。

そんな悲惨な現状に待ったをかけるのが、新たなインターネット時代の革命であるWeb3です。

Web3とは、ブロックチェーン技術を活用したネットワーク全体のことをいい、そのシステム全体の中で動いている資産または通貨が暗号資産(仮想通貨)であります。

この暗号資産を誰でも自由に売り買いできる新たな金融のシステムが、DeFiディーファイDecentralized Finance;:分散型金融)となっております。

引用:bitFlyer公式「DeFiとは?」より

DeFiは、管理者のいないネット銀行・証券会社のようなもので、ブロックチェーンを応用した分散型の金融システムをいいます。PCやスマホさえあれば世界中のどこの誰でも自由に口座開設や金融取引が可能なシステムとなっています。

ブロックチェーンとは、このブログでは再三解説しておりますが、超簡単にいえば改ざん不能でずっと消えないようにデータを保存しておくものです。

世界中で使われる「VISA」のようなクレカは中央集権型(CeFiシーファイ)の代表的なものですが、海外での国際取引の際には手数料が高くついたり、送金に時間やコストがかかったりしているので、いろいろと不便な面があります。

しかし、DeFiによって仲介者が不要なユーザー間の取引(P2Pピアツーピア)を可能にすることで、手数料を安く抑え、より迅速な送金サービスを提供できるようになります。

将来的に発展途上国などの経済難民に口座を持たせる機会を与えることにも繋がり、世界中に張り巡らされた経済圏に国境を超えた金融ネットワークを与えることになるかもしれません。

スマートコントラクト(効率的な契約)

DeFiにおいて絶対に欠かすことのできないものが、ブロックチェーン上の全体的な機能であるスマートコントラクトです。

スマートコントラクトは、ある一定の条件を満たすことで自動処理できるプログラムのことをいい、何らかの契約を成立させる際に改ざんできないようにさせるためのシステムとなっています

あらかじめブロックチェーン上に契約内容をプログラミング(プログラムを組むこと)することで、契約上のトラブルを防ぐことができます。

そして、スマートコントラクトの一番身近な例として挙げられるのが、「自動販売機」です。

引用:DMMビットコイン

自販機はお金を入れ好きな飲み物を選ぶことで(条件)、機械がそれに反応し(取引実行)、商品口から出てくる(契約成立)ものですが、スマートコントラクトもこれと一緒のことです。

何か取引を要求することで、あらかじめ組まれたプログラムによって、取引を受領し、その場で完了させます。

従来の銀行で手間暇かけていたものを、全てプログラムを実行させるだけで、取引が一瞬で処理されるので、手数料も安くおさまります。

引用:Coincheck公式

何らかの所有権(株・不動産・保険・仕事・IDなど)がブロックチェーン上に取引記録として残れば、プログラムそのものが契約書(証明書)として機能します。

土地の権利書であったり、金融関係の取引情報だったり、出生証明であったり、いろんな重要な情報を永久に残すのに最適なプログラム技術といえます。

これが近未来の契約形態になっていくことは間違いなさそうです。

ちなみに、このスマートコントラクト機能を備えた代表的なプラットフォーム(アプリ)が「イーサリアム」であり、DeFiはその巨大なネットワーク環境の中で動くものの一つとなっています。

イーサリアムについては別途で解説しますので、割愛させていただきます。

DeFiでできること

DeFiには資産運用に特化したサービスがいくつか提供されています。

その中で主要なものをご紹介いたします。

イールドファーミング

DeFiのプラットフォーム上のプール(資産を預けておくところ)に仮想通貨を預け入れ、それを元に第三者と取引(スワップ=交換、貸し借り)することで金利手数料をもらうことのできるものです。

それが主に3つのパターンに分けられます。

流動性マイニング

分散アプリであるDEX(分散型取引所)という両替所に仮想通貨を預け、そのDEXの開発会社から「ガバナンストークン(投票権・議決権)」という株のような資産をもらい、会社の運営に貢献することでリターン(配当)を受けられるものです。

トークンとは、企業が独自に発行する仮想通貨のことで、その通貨または資産の取引を行えば企業経営に携わることができるということになります。

レンディング

銀行の定期預金と同様に、一般の仮想通貨取引所(GMOコイン、bitbank、Coincheckなど)に一定期間資産を預け入れることで、満期時に金利をもらうことができるものです。

従来の銀行では金利0.01%ほどなのに対して、仮想通貨取引所では年利1〜5%、資産によっては10%もの報酬を受け取れるものもあり、かなり利回りの高いサービスです。

ステーキング

仮想通貨取引所に暗号資産を預け入れることで、ブロックチェーンのシステム運営に貢献した見返りとして報酬を受け取れるものになっています。

ただ、一定期間資産を保有し続けることになるので、ロックがかかり引き出しはできません。市場価格が下がったりすると持っている資産の値も下がりますので、長いスパンでの保有を考慮し、高いリターンを狙うのが得策でしょう。

ステーキングにはいろいろなパターンがあるのですが、長くなるのでここでは割愛させていただきます。

代表的なDEX(分散型取引所)

ここではメジャーなDeFiサービスの提供を行っているDEX(分散型取引所)のご紹介をします。

Uniswap(V4)

Uniswap」は世界一の人気を誇るDEXです。開発企業は「Uniswap Lab」となっています。

特徴としては以下のようになります。

  • イーサリアムを含めた複数のブロックチェーンで動いている。
  • 流動性マイニングが行われ、「UNI」というガバナンストークンが発行され、運営に参加できる。
  • DAO(分散型自律組織)という投票によってプロジェクトを推進している。
  • 「AMM(取引をスムーズに行う手順・アルゴリズム)」というスマートコントラクト機能を搭載。
  • 大半の取引手数料は0.3%で行われている。
引用:Uniswap「スワップの使い方」
引用:Uniswap「流動性の提供」

ただ注意点として、日本の法律で認可されておらず、ユーザーは保護されていないため、何かあっても保証はないことです。

また法定通貨には対応しておらず、特定の仮想通貨取引所を通してETHイーサ(イーサリアムの仮想通貨)を買わないと取引を行えないので、それを念頭の上でサービスを利用してみましょう。

PancakeSwap

PancakeSwap」は世界最大手の仮想通貨取引所である「Binance」が独自提供する「BNBブロックチェーン」を基盤としたDEXで、今注目のDeFiサービスです。

特徴としては以下のようになります。

  • イーサリアムよりも安価で高速な取引ができる。
  • 仲介者がおらずユーザー間で「CAKEトークン」を発行し、流動性マイニングの報酬を受けとれる。
  • とにかく他よりも手数料(ガス代)が安い。
  • NFT(コピーできないもの)のデジタルマーケットが豊富。
引用:PancakeSwap「ファーミングで流動性を提供」
引用:PancakeSwap「NFTマーケットプレス」

注意点としては、金融庁の認可を受けておらず、海外のサービスなため、ここも自己責任で対処しなければなりません。

また、預け入れた資産は価格変動の影響を受けやすいため、損失も考慮しなくてはいけないところです。中長期的な目線での保有が焦点となります。

Curve

世界一の「Uniswap」の取引量をも超えるDEXです。2021年時点で、Uniswapが53億ドルなのに対して、「Curve」は81億ドルとだんトツトップのDeFiサービスです。ちなみにトランプ大統領も推しているDEXになりいます。

特徴は以下の通りです。

  • スリッページ(注文価格と実際の成立価格の差)実現のために手数料は低く設定される。
  • Curveはステーブルコイン(ドルと連動した仮想通貨)を発行し、スワップに携わったユーザには、一定の報酬が与えられる。
  • ステーブルコインには無数の種類があり、細かい需要に対応可能。
  • 一つのプールに3つ以上の仮想通貨で取引できる。
  • Curveに上場しようとする通貨には、「CRV」というガバナンストークンを保有するユーザーが決定権を持つ。
引用:Curve Finance:「実際のプール」
引用:Curve Finance「実際の各プール」

このステーブルコインは今後トランプ政権下で非常に重要な仮想通貨となっていきます。特にUSドルと直接連動した「USDT」「USDC」などは政策の動向次第で価格に大きな影響が出るかもしれません。

したがって、「Curve」はこれから劇的に注目を浴びるDeFiサービスとなると思われます。

ただちょっと初心者には扱いづらいかもしれないので、そこは注意が必要です。😅

まとめ

以上がDeFiに関するおおまかな基礎知識となります。

少し難易度の高い分野で足りない部分もあったと思いますが、なるべくうまくまとめてみました。

以下はまとめとなります。

  • DeFi(Decentralized Finance)とは、管理者を通さないブロックチェーン技術を用いた金融ネットワークのこと。
  • DeFiはネット環境さえあれば、世界中の誰でも口座開設や仮想通貨取引が可能。
  • スマートコントラクトとは、DeFiを動かす機能であり、ある一定の条件を満たせば契約を自動執行できるプログラムのこと。
  • スマートコントラクトで不正や改ざんをできなくさせ、契約トラブルをなくすことができる。
  • DeFiは、「イールドファーミング」というプラットフォーム上での仮想通貨取引で稼ぐことができる。
  • イールドファーミングの3パターンの稼ぎ方として、「流動性マイニング」「レンディング」「ステーキング」がある。
  • 代表的なDEX(分散型取引所)として、「Uniswap」「PancakeSwap」「Curve」などがある。

DeFiは既存の銀行預金に比べ、はるかに利回りのある金融システムです。

あまりにも低すぎる金利では将来的にもお金は貯まらず減る一方ですから、こういったテクノロジーを活かした資産運用が主流になっていくのは自明の理です。

近い将来お金の仕組みが根本的に見直されることで、富の格差はこの世からなくなっていくのかもしれません。

自分はそういう時が来るのを常日頃から願っています。

ここまで長文・駄文お読みいただきありがとうございました。🙇

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